仕上がりをイメージ

くぼた

2006年02月09日 22:06

本日は、私の数少ない現場、新築工事の現場へ打ち合わせに行ってきました。
そもそも、仕事のおよそ90%を、お客様から直接依頼をされていますので、本当に時々なのですが、新築工事の外部・内部の塗装依頼を受けています。

   

私の考えでは、お客様=元請ではなく、お施主さん、なので、そのお客様に嘘の無い仕事をしたいと思っています。
その内容を理解できる会社が元請ならば、なんらお客様に不都合なことはありませんので、現在、下請けとして仕事をさせて頂く会社が2社のみあるのです。
このどちらの会社の社長さんも、私の提案を正面から受け入れる姿勢を持ち、かつ現場に生かそうとする前向きな方たちなので、下請けとして仕事をしていながら、とても気持ちよく仕事ができるので、大変有難く思っています。

今回は、その1社の新築工事、それもリビングの天井をオスモカラーで塗装すると言うものですが、どうしても一般の方にすれば、どのような仕上りになるのか?イメージをつかみ難いのが当然です。
これが、杉やヒノキの板ならば、何棟も仕上ていますので、目にする事はあったと思うのですが、今回は、一部に化粧ベニアを貼っていましたので、塗料の吸い込みが少なく、色の濃淡がつき難い事もありますので、まずは見本を見てもらうことを提案いたしました。



現場に出向き、残った同じ材料を出して、まずは2種類、エキストラクリアー(艶の無いもの)と、ノーマルクリアー(3分艶のもの)を塗って乾燥させ、表面を少し磨いてみました。

さてさて、お客様はイメージを掴んで頂けるのでしょうか?
週末が楽しみです。
このような作業は、全く利益にはなりませんが、ある意味では、お客様に納得していただけると言う、最大の利益なのだと思っています。

でも新築って、雰囲気も良いし、気分も良いので、割と好きな現場でもあるんですよ。



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